シンママ図鑑Vol.19 不安と孤独でいっぱいだった・・・
石川県の元気なシングルマザーにインタビューをしていく企画「シンママ図鑑」
今回は、シンママゼミの参加者から現在は運営メンバーとして活動してくれている『Hiroちゃん』にインタビューさせていただきました!

●離婚したのはいつですか?
6年くらい前です。当時こどもは2歳でした。
●離婚当時と今の仕事は?
離婚当時は正社員でした。離婚後、数年してから転職をしました。
●当時の住居は?家探し方法なども教えてください。
実家に戻ったので家探しはしていないです。
●一番つらかった時期は?
離婚してほしいと言われたとき、離婚した直後。
自分が1人でこどもを守っていかなければと不安と孤独でいっぱいで辛かったです。
●いつ頃から楽になりましたか?
離婚してから4年ほど経った頃、ようやく心が軽くなった気がします。
それまでは「こんなはずじゃなかった」と自分を責め続け、こどもにも「ごめんね」という気持ちが強かったです。
でも、過ぎたことは仕方ない!前に進もう!と思えるようになってから、少しずつ「やってみたい」が増えて、行動できるようになり、楽しめるようになりました。
その瞬間、心に少し余裕ができたと感じました。
●子育てで気を付けていることは?
胸を張って言えるようなことは全然できていないです…
強いて言うなら子どもの「やりたくない」を無理にさせない、「やりたい」という気持ちを大切にしています。わがままになってしまった気がしますが。笑
●これからシングルマザーになる人に一言お願いします。
将来のことを考えると、不安になることもあると思います。でも大丈夫。なんとかなります!
無理せず、自分のペースで。ママが心から笑える時間を大切にしてください。
●シンママ応援団のイベントに参加してみて得られたことはありますか?
私ひとりではさせてあげられない体験や交流を子どもにさせてあげられるようになりました。
代表のみなこさんから教えてもらったPC講座をきっかけに転職しました。
ステップアップできたことで自信につながり、とても感謝しています。
また、イベントを通して同じ立場の方と話すことで孤独感がなくなり、気持ちがとても軽くなりました。そして共感し合える仲間と出会えたこと、安心して気持ちを話せる場所があることが本当にありがたいです。
●今、ひとりで悩んでいるシングルマザーや離婚を考えているママにメッセージをお願いします。
今は不安や迷いでいっぱいかもしれません。でもひとりで抱え込まなくて大丈夫ですよ。
一歩踏み出す勇気が出たとき、そっと寄り添ってくれる人が必ずいます。
「ひとりじゃないよ」そのことをどうか忘れないでくださいね。
あなたの笑顔が、きっとお子さんの元気の源になります。
(インタビュアー:ミホ)
今回インタビューに応じてくださった『Hiroちゃん』は、現在シンママ応援団の運営メンバーとして活躍してくれています。
『Hiroちゃん』の経験や想いに、共感するシングルマザー・プレシングルマザーの方も多いのではないでしょうか。優しくてほんわかした雰囲気の『Hiroちゃん』ですが、実はとても行動力があり、しっかりと芯を持った素敵な女性です。
シンママ応援団につながってからは、パソコン講座に参加してパソコンスキルを身につけ、その後イベントのチラシ作成や企画運営など、幅広く力を発揮してくれています。今では、頼もしい運営メンバーのひとりです。
今回改めてお話を伺い、シンママ応援団に出会ってくれたこと、そして活動を通して『Hiroちゃん』が傷つきや孤独感、不安や迷いなど様々な思いと向き合いつつ、本来の力を取り戻しながら前向きに新しいチャレンジを続けている姿に、私たちもたくさんの勇気をもらいました。
現在、お子さんとともに自分らしく笑顔で過ごしている『Hiroちゃん』の姿は、きっと多くのママたちの励みになるはずです。これからも、同じように悩みや不安を抱えるママたちに寄り添いながら、一緒に活動を盛り上げてくれることを心から楽しみにしています!

(メッセージ:みどり)
いつも笑顔で、ほんわかとした雰囲気の『Hiroちゃん』。その笑顔に、わたしたちメンバーもいつも救われています。けれど、活動の中で彼女はこう話してくれました。
「困った時に、笑っちゃうんです」と。
その言葉がずっと心に残っていて、インタビュー中に涙を流すHiroちゃんの姿を見たとき、
実はすごく、ほっとしたんです。困った時に笑っていても、悲しい時やつらい時にちゃんと涙を流せるHiroちゃんの姿に、「強さ」だけでなく「人間らしさ」や「優しさ」を感じました。
無理に笑顔でいなくてもいい。泣いてもいい。
そんな姿を見せてくれる彼女だからこそ、周りの人たちも「自分のままでいいんだ」と思えるのだと思います。
Hiroちゃん、いつもありがとう。
これからもその笑顔と涙で、たくさんのシンママたちに寄り添ってください。
(メッセージ:ミホ)



