【開催報告】シンママゼミ金沢/シンママの心を強くする心理学~知っ得!メンタルヘルスの現場から~

2024年2月25日(日)今年度最後となるシンママゼミ金沢が開催されました。

今回は、一般社団法人カウンセラーカレッジ石川 米林 香華さんをお招きして「シンママの心を強くする心理学~知っ得!メンタルヘルスの現場から~」をテーマに講話と座談会を開催しました。

米林さんは、自身も頑張りすぎてこころが疲れてしまった経験があるそうです。

がんばりすぎているポイントとして

①一人でがんばりすぎている

②全部しようとしている

③完璧にしようとしてがんばる  と3つのポイントがあるそうです。

どうでしょう?みなさんも当てはまることがあるのではないでしょうか?

立ったり座ったり、カラダも動かしながらのケースワークを行いながら、ママたちが今の自分と向き合う時間を提供してくださりました。

今回は、特別編として災害時のメンタルヘルスについてもお話して下さいました。

石川県は2024年1月1日能登半島地震で誰もがココロざわつく1年の始まりとなりました。

災害時の子どもの反応や行動を年齢別に資料として配布して下さいました。

シンママ応援団では震災後のアンケートも実施しています。

【アンケート結果】令和6年能登半島地震緊急アンケート | NPO法人 シンママ応援団(石川シングルマザーの会) (ks-mama.com)

親が子どもたちにしてあげられること、ココロのサポートのヒントとなったのではないでしょうか。

セーブ・ザ・チルドレンより子どものための心理的応急処置がHPに発表されています。

是非参考にしてみてください。

子どものための心理的応急処置(子どものためのPFA)|セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン (savechildren.or.jp)

今回は講話後もワークを取り入れながらの座談会です。

一人でできるタッピング方法から応用し子どもにできるタッピング方法を教えて頂きました。

参加したママたちからは

●がんばりすぎていることをやめることをがんばること。

●最近自分が不安定であったこと、自分で自分のことをもっとほめてあげたい。

●自分がやらなければならない、がんばらなければならないと思い込んでいた。

などのお話がありました。

きっとひとり親でもそうでなくても、がんばりすぎているママはたくさんいると思います。

そんな自分をほめてあげる機会をもっとつくっていけたらいいなと思います。

そして今回の託児はたくさんの子どもたちでにぎわいとっても楽しそうでした。

参加者アンケート回答

良かったです。
メンタルについて考え直すきっかけができました。
勇気を出して参加して良かったです!新しい気づきにつながりました!
助けてあげたい人に毎回自分を入れてなかったことに今日気づくことができて本当に良かったと思います。
先生のお人柄のおかげで楽しく過ごせました。実際にしてみるワークもあり集中力も続きました。
自分を褒めてあげる事が大事だと思いました。
自分も大切にしたいと思った。
頑張らないことは大事なことだと再確認できたので、この先も続けていこうとおもいます。
みんな、色々な悩みがあるんだなと安心しました。
1人で全てのことを頑張るのではなく、相談したり、丸投げする勇気が大事だということか皆さんの話を聞いて思いました。
わきあいあいと楽しく参加できました。
もっと話し合いの時間があれば嬉しいです。
誰も褒めてくれないじゃなくって、自分で自分を褒めてあげようと思った。
やっぱりシンママは頑張っている人ばかりで、関心しました!
こうゆう交流会などで人と話すだけでも、気持ちがだいぶ楽になるので、また機会があれば参加したいです。

今年度のシンママゼミはこれで最終回となりました。

今年度もたくさんのご参加ありがとうございます。

来年度もシンママ応援団は前進し、ママたちとその子どもたちの未来を応援をしていきたいと思っています。

よろしくお願いします。

記録:みほ